日本は少子化でかなりの社会問題になっております。ですので、今大人の20代以上の方でも、昔と比べると、やはり兄弟がほぼ二人と少なく一人っ子も多いです。

そう言う理由もあるのかも知れませんが、今では『長男が家を継ぐ』という考えも少なくなってきましたが、地方ではまだまだ多いです。又、兄弟が少ないので、もし、「どうしても先祖代々の○○を継がなくては・・」等の問題時には非常に困っているようです。

第一、兄弟が少なく一人か二人だという事は、長男は非常に貴重な存在となっているのです。まして、二人子供がいても二人共女性・・つまり二人姉妹という場合もあるのです。

そういう時、どうしても『継がせたい』親御さんは「娘に婿入りを」とおっしゃる場合が多いです。

今回は実際に会った自会員(男性)の婿入りのお話です。

目次

実例 婿入り希望

 
ある女性会員より自会員男性にお見合いの申し込みが来ました。

プロフィールに書いている事

 
とても綺麗な方でした。
年齢も30歳。一人娘。
関西在中の方でした。
お仕事は家業の事務との事でした。
その家業というのが、不動産賃貸による収益でした。
何棟もマンションをお持ちの両親ということの様でした。

女性仲人のお話・・条件があります

 
女性の仲人のお話では、何棟もあるマンション等の不動産がかなりの価値があり、その賃貸業でかなりの収益があるご両親でしたので、自分達が歳を取ったら娘夫婦へ渡したいとの事でした。
但し、条件があるとの事でした。
それは結婚後はそのままでいいのです。その後に本当に結婚した婿が『いい人』なのか見極めてから改めて婿養子になって欲しい。その判断をする時間を下さい。
との事でした。

男性(自会員)の意見

 
男性はこのように言っていました。
私に言っていた言葉です。(女性仲人にではありません(笑))

良くわかりました。
自分としては『婿入り』は、もし、本当に女性と一緒に生きて行きたいという気持ちになったのならば、了解です。別にどちらの姓でも構いません。その点では全くこだわりはありません。
しかし、財産云々は正直面倒な話と感じております。なので、大変申し訳ございませんがお断りさせて頂きます。

という事でした。

補足として。。
彼は「自分の力で生きて行くので、面倒な事は要らない。もちろん頂けるというのであればそれはそれで女性が受け取るか受け取らないか決めればいい話で、自分には全く関係ないと感じております。しかし、最初から自分をテストするような意見なら嫌だなって思ってので・・・」という事でした。
ですので、私から女性仲人には丁重に「自会員には荷が重いのですみませんがお断りさせて頂きます」というお伝えをさせて頂きました。

まとめ

 
今は『夫婦別姓』とか『事実婚』等もありますし、『籍』というモノに対して、ご両親の年代の方よりも重くは考えていない方も多いと感じてす。ですので、婿養子でも昔ほど難しくはないと思います。
しかし問題は財産云々。
ご両親に言わせればその気持ちはわかります。
でも、本当に『遺産目当て』ではない人に取って、始めにソレを言われてしまうと、「ちょっと・・・」となりますよね。
なので、その事は
『お付き合いしてから、男性の事をよく見て黙って(笑)判断』
ではダメだったのでしょうか??
・・・と思ってしまった私でした。