今までバリバリのキャリアを積んで、仕事でも男性と対等に頑張ってきた女性。

とても綺麗で、悩み等ない感じですが・・・。

 

彼女はアラフォー。自立していて、

会社でもかなりいいポジションにいる様です。

自分に厳しく責任感が強く、会社の人からも一目置かれているせいか、

逆に自分の事はあまり話さないタイプ。

とても素敵で、実年齢よりも若く見えます。

 

彼女曰く・・

「男性と対等に仕事してきたので、自立して頑張ってきました。

おかげて今のポジションがあるのだと思います。

会社でもだんだんと後輩も増え、いつの間にかボス的な存在になっていました。

仕事で、男性にも『負けない!』そう思うようになり、

つい他の人に頼る事も無くなりました。

そう、人に甘えるというのは、 自分の弱みを見せているみたいで、自分が負けてしまったような気がして、怖いんです。。

なので、甘えたい・・そう思っても、その思いは今まで抑えてきました。


それがいつの間にかプライベートでも、自然とそう思うようになってしまって、今ではお付き合いした男性にも、甘えることができなくなってしまいました。」

 

私は、カッコイイなぁ・・と、思いながらも、

彼女の『頑張りすぎ』の姿はとても心配に思えます。

今までそうやって頑張ってきた彼女は本当に綺麗で素敵です。

そして今の地位を手に入れた事も尊敬に値する素晴らしい業績だと思います。

でも、

どんなに強い人でも、困ったときや悲しい時、寂しい時があります。

今の地位を捨ててでも遂げたい事もあったかもしれません。

それさえも『否定』してしまう彼女は、どれだけの肩肘をはって生きているのでしょうか??

誰にも甘えられない・・それは、一人で何もかも抱えるという事・・

本当につらいと思います。

  

そこで私は、友達・後輩・親・・・誰でも良いので、

誰かに『些細なちょっとしたことをお願いする』という事をお勧めします。

つまり断られても困らない事からお願いする・・

ここから、始めましょう。。とアドバイス

 

お昼休みに、「悪いけれど、ちょっとコンビニで、コーヒーを買ってきてもらえる??」

そして買ってきてくれたら、もちろん「ありがとう」

こんな何気ない、小さなことから始めます。そう、

つまり、自分でなんでもこなしてしまう、その点を少しずつ直していきます。

しかも、ここで大切な点は、

仕事での上司からの指示ではなく、本当にちょっと助けてもらうという事が大事です。

そうです。上司からの指示では意味が無いからです。

 

つまり、『なんでも自分でやってしまうモードから』

『お願いモード』を増やしていきましょう。

人に甘える事は迷惑だし、悪い事だという概念を払拭しましょう。

甘えることに少しずつ慣れて行くように持っていくのです。

 

そして

ゆくゆくは、『やってもらう事』からだんだん、『人を頼るように』なっていきます。

ちょっとした小さな相談事も話してみてください。

本当に些細な事でいいのです。

「どうしようかなあ。迷っているんだけれど、どう思う??」

そう、解決策を待っているのではなく、その相談するという行為が今とても必要なんです。

だから、『重い相談事』ではなく(それはゆくゆくに)

お相手に少し甘える事へと繋げていきましょう!!練習です。

 

いづれは、今後起こるかもしれない悩み・・

例えば、子育てや、自分ひとりでは解決できない問題も出て来ると思います。

ご主人に相談して、周りのママ友にも相談して、その答えを待つ。

さらに、

相談になってくれるという甘えの経験が、その周りの方々とも親密な素晴らしい関係を築きやすくなると思います。

 

そう、人は一人では生きられないのです。