「結婚しよう」

もちろん、お相手の方を愛しているからであって、ただ素直に一緒に居たいという気持ちがあるからだと思います。

が、しかし、世の中そう素敵な夢物語で全てが決まるわけでもありません。(笑)

好きな人と『生きて行く』のです。ですので、より良い生活を考える事は大切な事なのです。

ココはちょっと冷静になって『結婚する事のリミット』を改めて考えて見ましょう。

目次

精神的なメリット

どんな事でも二人なら乗り越えられる

 
例えば、一人で住んでいると、病気・怪我をした時に特に本当に困ってしまう事が多々ありますよね。
身体が思うように動かなかったりした時に、肉体的だけではなく精神的にも本当に辛い思いをしてしまいます。そしてその病気・怪我に立ち向かっていくのも『一人で』という孤独を感じてしまうかも知れません。それは本当に辛いです。余計に具合が悪くなってしまうかも知れない位のダメージに成りかねません。
こんな時に、一緒にその病気・怪我に立ち向かって戦ってくれるような方、もっと簡単に言えば『助けてくれる方』の存在って本当に大きいと思います。
大きな『事件』では無くても、日々の小さなことでも、一緒に居る人、つまり一緒に笑って泣いて助けてくれる人がいる事は、人生において本当に重要で大切な存在だと思います。そうやって二人で生きて行く事が結婚の最大のメリットなのかも知れません。

子供を授かれる

 
「自分の子供が欲しい」というのは人間の本能なのかも知れません。ですので、若い方は殆どお子さんを望む方が多いです。
『妊活』なんて言葉が出て来たのも、やはり子供が欲しい方が多いからだと感じます。
海外では、特にフランスなどでは、『事実婚』という形を取る方が多いですが、日本では未だ結婚(入籍)という形が多いです。
ですので、
『子供が欲しいから結婚』という形の結婚も多いのではないかと思います。

世間からのプレッシャーより開放される

 
結婚をしないと「なんで結婚しないの?」等の感じの世間からの空気ってあると思います。それは本当にプレッシャーだと思います。
特に、男女共、ある程度の適齢期になると、「親御さんより言われる」という事をよく聞きます。
(結婚は自分一人で出来ることでは無いので、そう言われても困るのですが。。。)
結婚をすると、そのなんとも言えない周りからのプレッシャーより開放されるのです。結婚できるというそのものの嬉しさより、何とも言えない周りからの解放感はかなりのものだという話も良く聞きます。

金銭的なメリット

ダブルインカムが出来る

 
もし、共働きならば、今までは一人の収入で生活をしていましたが、これからは二人の収入で、ひとつの家計をささえていくのです。
確かに、一人の時より、住んでいる家も広くなったかも知れません。やがて家族も増えるかも知れません。その養育費等、今までかからなかった費用も掛かってくるのです。
しかし、二人なら単純に考えて倍の収入なのです。家も大きくなったとしてもひとつの家なのです。
もし、片方がけがや病気で働けなくても、片方が頑張れば何とかなる事も多いと思います。そして、働けるようになったら、又働けばいいのです。
そのように、収入が2つというのはかなり金銭的にはもちろん精神的にも、余裕が出て来ます。

各種控除が受けられる

 
結婚してからの控除等は結構あるのです。
例えば配偶者控除を考えて見ると、配偶者の年収が103万円以下であれば、所得税が最高で38万円控除されるのです。又その場合、その所得控除の為その分の所得税や住民税の負担が軽減されます。
例えば簡単に説明しますと、
夫が年収500万円だとします。という事で所得税率10%、住民税率10%とします。
妻が年収100万円でパート勤務をしたとします。すると所得税で配偶者控除38万円、住民税で33万円が適用されますので、それぞれの10%、3万8000円+3万3000円=7万1000円もの税負担軽減につながるのです。(税額は概算です)
その他の控除として、配偶者特別控除・扶養控除・結婚子育て資金一括贈与・教育資金一括贈与等、税制上の優遇措置を受けることが出来るのです。
又、住宅ローン控除というのもあります。
年末時点の住宅ローン残高の1%が「税額控除」となるものなのです。しかもこの「税額控除」はとても大きな効果があります。例えば、残高が4000万円の場合、その1%、40万円が直接税額から控除されるのです。(ただし、この制度もローン残高に上限があり、住宅を購入した年などによって異なります)
ですので、夫婦で住宅を購入して夫婦それぞれがローンを組むペアローンですと、夫婦それぞれが住宅ローン控除を受けることができるというかない大きなメリットがあるのです。
その他、お住まいの地域によって独自に控除もありますので、調べて利用しましょう。

まとめ

 
もちろん、何度も言いますが(笑)愛があっての結婚が基本だと思います。
しかし、結婚した時のリミットは『愛ある家庭』だけではなく、お金の面でもかなりのリミットがある事もわかりました。
この控除を利用して、幸せな結婚をしましょう!!(笑)