婚活時、男性に対して女性が求める条件とはどのような事なのでしょうか?

コロナ前と現在とでは結婚生活そのものへの考え方が、女性も変わって来ています。そのため、結婚相手に求める男性への条件も変わって来ております。

今回は、婚活のプロが、今、女性が求めている男性の条件をまとめてみました。

女性がどのような方を求めているのか、又、どのような事を条件としているのかを知る事は婚活男性に取って必須項目です。

あなたも是非とも理解して交際から成婚へと進めて行きましょう!!

目次

女性が男性に求める事とは

価値観が同じ

女性の年代は全く関係なく「価値観が同じという事を誰もが一番にあげる条件」と言っても過言ではありません。
結婚とは今後長く共に生活することですので、一緒に生きて行く人に同じ価値観を求めるのはごく当たり前の事です。

では、具体的にどのような事を言っているのでしょうか?

①普段の行動・考え方から趣味嗜好まで似ている
②一緒に居るだけで話さなくてもわかる事が多い
③笑いのツボが同じ
④見ているだけで考えが理解できる
⑤気負いすることなく、自然に居られる
等々

二人が自然な形でいられるという事が「価値観が同じ」という言葉には含まれているでしょう。

そのため、いい意味で『空気みたいな安心感がある』という事になるのです。
この様な条件は、とても大切な事でありかなり重要だと考えている女性が多いです。

人柄(性格)がいい

人柄がいい人というのはどのような方なのでしょうか?

①誠実でとても純粋
②常識がある
③周りの人々より尊敬されている
等々が挙げられます。

つまり『常識があり、周りからも尊敬される人』なので、きっと責任感もあり、頼られる事も多い方でしょう。

その様な方と一緒に生活すれば、自分も安心出来、一緒に歩く人生もより豊かなものになりそうです。
思いやりもあり、自分がくじけそうな時も寄り添って優しく助けてくれたりしてくれる方だと思います。

長く人生を共にすることを考えた時に、このような方が選ばれるのは当然と言えるかもしれません。

ほどほどの経済力(年収)がある

ココでのポイントは、『ほどほど』です。
少し前までは、『ほどほど』ではなく、『ガッツリ高収入の方』という方の方が人気でした。

もちろん今でも高収入を求める方もいらっしゃいます。
しかし、ここ最近では高収入(年収)よりも人柄重視で選ぶ方が増えてきました。

人柄重視になった点は、
①女性の社会進出による共働き

女性も段々と社会的地位が上がって来ました。
そして、『寿退社』という言葉も無くなってしまったと思うほど、共働き世帯が多くなってきました。
就活では『福利厚生』の充実や、出産前後も働きやすい等、女性にとって結婚後も働きやすい職場環境である事を、強調している会社も多くなってきています。

これまでの夫の給与で生活ではなく、「二人の年収で生活していく」という事を念頭に置いている方が多くなったことで、男性の年収にこだわらない方が増えて来たという事に繋がっています。

②コロナウイルスにより、『生きる』という事を改めて考えた

コロナ禍により世の中が急に経済をストップしなくてはならない事態になり、一緒に生活している人以外と会う事をためらう事態となってしまいました。

そうなったときに、『家族』という単位を本当に真剣に考える方が多くなり、さらに、どの様に『生きる』のかという事も改めて考えた方が多かった事も要因でしょう。

金銭感覚が同じ

生活していく上で一番大切なモノとは何でしょうか?
『愛』でしょうか??
確かに大切ですが、実際は、『愛』は無くても(笑)生きていけます。

本当に必要な大切なモノは『お金』です。

人間は仙人の様に、霞を食べて生きているわけではありません。
人間として最低限の生活をするのにも、お金が無くては生きていけませんよね。

収入の話を先ほど行いましたが、収入が高い低いではなく、お金の使い方、金銭感覚がとても重要な点なのです。

収入の中から、何にどう使って、どのくらい貯金して、残ったお金で、どの様に生活をするのか。
この感覚が同じか相手と近い感覚が無ければ、どちらかが不満を貯めていく事になり、一緒に生活していくことがとても辛くなるでしょう。

ギャンブルはしない

前の項目の金銭感覚に付随する項目かも知れませんが、
ギャンブルをする男性というのを、女性はほぼ理解しません。
身近なパチンコ・競馬等ももちろん、それこそゲームの課金だってNOを出します。

たまに少しだけお小遣いの範囲でギャンブルをする程度ならまだ良いのですが、それ以上のお金をかけてしまう等が起こってしまったら・・と心配になるのです。
もしかすると、ギャンブル依存症かもと不安になってしまうことも・・・。

ギャンブルは、一度でも上手く行くと、その成功体験により、その時の高揚感や興奮を脳が覚えてしまうらしく、また経験したいとどんどんのめり込んでしまいます。

反対する家族にウソをついてでも続けようとしてしまい、生活費まで使い込んでしまったり、借金を重ねてしまう事があり、自分でも「辞めよう」と思っても辞められなくなってしまう様です。
これがギャンブル依存症の怖い所なのです。

もちろん、ギャンブルをする方、皆がこのようになるとは言い切れませんが、女性はギャンブルをする男性がこのようになる可能性を感じて、『ギャンブルをしない方』という安全策の選択肢を選びます。

社会的地位がある程度確立(正社員)

少し前までは、『好きな時に働いて自分の自由を確保して・・・』等々、理由は違えど契約社員・アルバイト・パート等の『正社員じゃない働き方』というのが好まれていた時がありました。
好きな時に働き、好きな時にフリーになり遊び、又仕事に就く等、自由に働く若い方も多くいました。
そのような働き方が、何となくカッコいい生き方にも見えた時代だったのかも知れません。

しかし、コロナウイルスの感染により、社会(経済)が止まりました。
『人件費を削らないと存続できない』会社は、正社員ではなくアルバイト・パートそして契約社員から減らしていきます。
これはコロナに限らず経営が悪化した企業はほとんどが非正規雇用の方から整理していきます。

もしこのコロナウイルスの話が狭い地域での話なら、引っ越しをしてでも違う地域に行けば仕事が出来たかも知れませんが日本全国、いいえ世界中がこのコロナウイルスの問題に直面してしまったのです。
この時は、雇われている身の社会保障を感じ、助かったと思われた方は本当に多かったのではないでしょうか?
しかしながら、それでも、会社の存続のために、社員でも退職しなくてはならなかった方も決して少なくはなかった様です。
又、出向して全く違う仕事をしなくてはならなかったという方も多かった様です。
本当に大変な事態だったのです。

この様な経験から、自分自身が働くとしても、結婚する相手にもちゃんと社会的にもある程度の地位がある人、会社にお勤めなら正社員等『安定』という条件を求める方が増えました。

家事・育児に協力的

昔は主人が一家の大黒柱で、男性一人で家族全員の生活費を稼ぎ、妻は家でその主人を支えながら、家事・育児を全て一人でこなしておりました。

しかし、先程からお話していますように、今は二人で働き・二人で家事をし、二人で育児をする時代です。
女性が働くことが当たり前になったように、男性が『家事・育児をすること』も当たり前、必須です。

カッコよくてモテる男性でも、もちろん同じです。
イケメンでもイクメンにならないとNGですよ。

親との関係を大切に考えている

結婚は二人で協力して生きて行くから、二人だけが良ければ・・という事ではありません。
結婚相手の家族も考えなければいけません。

自分達を産んで育ててくれた両親を大切にする気持ちがある人は、結婚して旦那さんやパパになった時に家族を大切に出来る人だと女性は判断するでしょう。
自分の家族を大切に出来ない人が、私を幸せにしてくれるのか?と女性が疑問を持っても不思議じゃないですよね。

いざとなったら彼女(嫁)の味方になる

いくらお相手の両親と関係を上手く築けているとしても、育った時代・環境は全く違います。
ましては愛して直接選んだのは本人であり、親を好きになってお相手の方を選んだわけではありません。

意見や考え方が違うということは頻繁に起こるでしょう。
その中には、どちらが正しい・正しくないの問題ももちろんですが、どうしても『譲れない事』等の問題も出てきます。

そのような問題が出てきたときに、男性の親(舅・姑)と女性(嫁)の意見が分かれてしまい、なんとも言えない『空気』になってしまった場合は、絶対に奥さんの見方になってください。

それは、二人は夫婦だからです。夫婦がバッチリタッグを組んでいないと、どんなことでも乗り越えられなくなってしまいます。
男性側の家族の中で、血縁関係がないのは当然女性(嫁)だけです。嫁側は疎外感を感じやすく、実家に帰ることで夫婦喧嘩が増えることは少なくありません。

それでももし、嫁の意見に納得できなければ、落ち着いてから穏やかに嫁と『相談』をしましょう。
「今後はこのようにするのはどうかな?」等、あくまでも、舅・姑は全く無関係の状態で、自分の考え・意見を伝える事が大切です。

結婚は相手家族との関係もとても大事になります。
相手のご家族への挨拶の際など、男性側の立ち振る舞いは今後結婚後の生活を想像させます。
何かあった時には、二人で話し合い、二人で決めて行く、解決していくこの姿勢が大切です。

困難にぶつかった時に乗り越える力がある

今後はどんなことが起こるかわかりません。
天災、異常気象等、自然現象から、戦争、病気等パンデミック等々が世界中で実際に起こっています。
海外で起きてしまった戦争の弾は日本までは飛んで来ませんが、原油が上がったり輸入されるべきものが届かなかったりとたくさんの影響は免れません。

先ほどの正社員の際にも書きましたが、自分達が直接の原因でなくても、何かのきっかけで職を失ってしまったりする事があります。
又、大きな怪我をしてしまったり、病気になってしまう可能性だって全員にあるでしょう。

そういう時に「大丈夫!」と頑張って這い上がっていける人、つまりは転んでも起き上がれる力があるという事がとても大切です。
さらに言えば、『転んだついでに、周りの良いモノを沢山拾って起きあがれる人』のようにそこまでタフで力強い人が理想だと思います。

多くの方が、状況がいい時はとても楽しくて二人仲良く楽しく生活出来ます。
しかし、そのような幸せな生活が出来なくなってしまった時に二人でどう乗り越えて行くのか、そもそも乗り越えて行けるのか、そういう力がある人なのか、そこが一番の見極めなのかも知れません。

女性が「要らないな」と思ったもの

では今度は逆に、女性が
『要らないと思った』というモノは何でしょうか??

同じ趣味

未だ交際し始めた時等は、「同じ趣味で楽しくデートしたい」と思っていたし、共通の話題にもつながると思っていたので、『同じ趣味の方』というのが条件でした。

しかし、実際に生活するとどうなのでしょうか?

同じ趣味となると、仕事以外、全て一緒となってしまい、自分の時間を持ちにくくなってしまいます。
一緒に生活していけば自ずと共通するものが生まれてくるものです。
趣味は最初のきっかけにすぎず、絶対の必須条件と考えている女性は多くありません。

貯金

実は、お相手の男性の貯金が無い・・というのは、あまり気にしないという女性も多い様です。
今は独身貴族で、楽しく生活していてる方は、それだけ『動いてる人』という印象があるようです。

しかし、お金が無いと生活出来ません。

ある程度の年収があるのなら、「今後は自分が締めるので大丈夫!」という事の様です。(頼もしくて良いですね・笑)

高学歴

昔は「いいお相手を探さなきゃ」と思い、必死になって高学歴な方を検索していた時代もありました。

しかし、先程申したように、今はそうでもありません。
むしろ、婚活に関して言えば『いい大学を出た』というのは、その大学名つまりブランドだけが魅力と考える様になった方も多い様です。

また、人によっては高学歴男性は、変に理屈っぽかったり偉そうな人が多いから嫌だとあえて高学歴の方を避ける方もいらっしゃいます。
つまりは「学歴があっても意味ない」「ソコソコの学歴があればいい」と考える女性も増えているようです。

【まとめ】女性の求めている結婚相手とは?

以上の事からも、『理想の男性は3高』と言われていた時からかなり変わって来ました。

昔は『男性に頼る』イメージが強く、女性の社会進出もそれほどでもなかった時代です。
「お茶くみOL」、「腰掛就職」、「女性はクリスマスケーキ。24で売り出し最高潮。25過ぎたら売れ残り」、「寿退社」
これらの言葉は、今では全て死語になった言葉ですね。

昔は男性のステータスによって、結婚後の女性の生活は大きく変わってしまっていました。

そんな時代から変わり、女性も社会進出し始め、「仕事か結婚か」という選択になって来ました。

それから又徐々に男女平等に近づいた昨今では、殆どの女性が結婚後も働く社会になって来ました。
なので、今までの様に男性に頼る生き方ではなくなって来たので、仕事も平等という事なのです。

そうなると家事も平等、子供が生まれたら、育児も平等という事になります。
ですので、男性の収入(経済力)もそんなに気にしなくなって来たのです。
それよりも一緒に生きて行く事が出来る人、考え方だったり、優しさだったり、それこそ生き方だったりと、『一緒に並んで生きて行く』
つまりは『男女が同じ立場になって生きて行く』その二人の立ち位置を理解し、そのような人生を歩くことが出来る人と結婚する事を、強く希望しているのです。

ですので、今、女性が求めているこのような形の家庭をイメージする事はとても重要です。
そしてそのイメージに当てはまる婚活をすることが必然的に必須条件になって来るのです。

幸せになりましょう!!
お手伝いさせて頂きます。

色々なデータや、成婚したカップルのお話し等
様々な方面から、まとめさせて頂きました。

これからもどんどん時代が変わり、
女性が求める男性も変わるかも知れません。

でも、
どんな時代になっても、
「人を愛して愛されて、一生幸せに暮らして行きたい」という想いは
変わらないと思います。

今後も又私なりに勉強し研究し、
幸せなカップル誕生のお手伝いをさせて頂きたいと思います。