「あの人、うらやましい・・・」

「自分もそうしたかった」

「なんで自分は違うの?」

 

目次

妬み嫉み

ググってみると(笑)
『うらやましくて憎く思う感情のこと』が妬み
で、
『うらやましくて悔しい感情のこと』が嫉みだそうです。

そう・・うらやましいだけではなく、
そう思う気持ちからお相手を憎く思ってしまい、
そういう自分の感情が悔しいと思ってしまう感情の事なのです。

それが女性だけではなく男性にもあるらしいです。

女性の妬み嫉み

女性の妬み嫉みの相手として多いのは同年代の同性・・・
つまりは、同じような生活をしている女性が多い様です。

学校では、勉強・部活等のライバル
会社では、同僚
また
主婦になり、母親になると
同じようなママ友だったり・・・と、
同じような生活をしている相手に
妬み嫉んでしまう様です。

自分よりハイクラスな生活をしている
子供がどうしてもあの人の子供にはかなわない

相手がうらやましいと思う感情から始まるようです。
そして、
あるきっかけがあると、
その想いは妬みに変わってしまうのです。

あの人の旦那さんの年収がきっといいから、
あんなに大きな家に住んで、
子供たちも私立に通わせて・・・。
それに比べて、ウチは、主人がリストラ寸前、
子供たち私立どころか、
こんなに小さな家なのにローンさえも払えない。。
何でこんな風になったのよ。
彼女と私、どういう違いがあるというのよ。。

と、
もうすでに、逆恨み状態です。

男性の妬み嫉み

男性も同じ、
自分の生活圏のライバルが相手としては多い様です。
特に男性の場合は、
自分より優遇されている等、
特に仕事等の事でも多いらしいです。

自分と同期のアイツ。
営業成績だって、多少差がついているかもしれないけれど、
なんで、アイツが昇給するんだよ。
絶対にアイツは上司に何かしている。
ほんとに汚いやつだよ。

いやいや・・・
営業成績に差があるなら仕方ないと思いますが、
本人はそう思わない。
一度、妬んでしまうと、
どんなことでも妬みを倍増してしまうのです。
しかも、会社関係だと、
男性同士だけではなく、
男性が仕事が出来る女性(ましては年下だったり)でも起こります。

現に、
私も(笑)
 注意:私は仕事が出来るとかではありません。
 学歴?かな??大した学歴でもありませんがw
もう、何十年も前の事ですので初めて話します。
自分が大学を出て初めて就職した会社で、
直々に仕事を教えてくれた主任のOさんに、
私が初めてもらった給料明細見せろと言われ、見せると、
「なんでこんなに給料もらうんだ?俺と変わらないじゃん。
おれは高卒だからか?」と大声で。
さすがに上司に注意されていましたが、
そこからは事あるたびに、
「大卒のおねえちゃん」と、いちいち突っかかる(笑)
当時はまだ、今の様なコンプライアンスも充実していない時代でしたし、
その主任がその部署で一番長く勤めているからか、
実際の部署で一番仕事が出来ていたので、
部長といえどもなかなかきつくは注意できず、
でも、噂として会社中に広まり、
皆が優しくしてくれて、その事以外では楽しいOL生活でした~(笑)

今から思うと、その彼は、
仕事も出来るのに万年主任。
少し前に会社のお局さんと結婚してお婿入り。
名前も変わり・・・。
自分の事を認める人もいない、居場所も無い様な生活だったのではないかと思いました。
私はその後、他の仕事の為にその会社は早々に辞めてしまいましたが、
今でも上司より年賀状が届きます。

対処法①妬まれたら

ご自身の性格にもよると思いますが、
私は完全に無視でした(笑)

逆に「うらやましいと思ってくれている??」位に思う事で、
面倒な事も厄介な事も全て流しておりました。
すると、
見てくれている人は結構多くて、
何も文句も言わない私の見方になってくれた方は
本当に多かったです。
時にはエレベータの中などでそっと「大丈夫?」とか、聞いてくれた方もいました。
相手に嫌味を言ってくれたりした方も多かったです。
なので、私は全く大丈夫で、
かえってその状況を『社会勉強』として、客観的にとらえて見ておりました。

対処法②ご自身がそういう想いになってしまった時

自分がイヤになるほど、
ある特定の人にそういう想いを持ってしまう事もあるかも知れません。
そのような時にはどうしたら良いのでしょうか?

ある本で読んだことがあります。
それは、
例えば、
優れた才能を発揮していて自分より良い状況の方がいるとします。
その方を妬んでいるならば、
『その方の存在は自分を奮い立たせるための方、つまりは
ライバル』と捉える。
しいて言えば、
『そのライバルのおかげで自分は頑張れる』
ゆくゆくは
『そのライバルに感謝』と、
ソコまで持って行くと良いとの事でした。

ン・・・実際はどうでしょうか?
ソコまで出来ればと理想かも知れませんが。。。

まとめ

妬み嫉みの感情はもしかしたら人間だけの感情かも知れません。
「自分を良く見せたい」
「自分を認めて欲しい」
その辺りの感情から出てしまうものだと思います。

人は人・・・と言い切る事が出来る方はそうなならないと思いますが、
やはり人間は社会の中で生きています。
ですので、せめて、
「なら、自分も努力して相手より良いものを取得しよう」的に、
ライバルとして捉える。。。
このことは必要な気がします。

妬み嫉みの感情からは、自分の気持ちが荒むこと以外
何も起こりません。
それより、
自分を磨く意味でも、
『理想』を目指すという気持ちに切り替える、
その事はとても大きなことのように思えます。