コロナ禍の今の世界、

皆さんも心の中、ちょっと疲れてしまっていませんか?

寂しかったり、虚しさだったり・・・。

心まで、感染してしまいそうです。

そんな世の中だからこそ、

『幸せを感じる』という、人間にとって軽視してはいけない事を、

もう一度考えて見ましょう。

目次

幸せを感じるとは・・・

以前に何かの本で読んだのですが、

朝日を愛でる、夕日を愛でる、
桜を・・紅葉を愛でる、・・・等、
自然の美しい光景を好んで鑑賞する方はとても多いです。

それは、その『繰り返し』の美しい光景を、
人は、本能的に『立ち直り』『心機一転』等を感じさせるものだからの様です。
つまりは、『前に進む気持ちの切り替え』のきっかけになるからです。
そういう事を本能的に人が自ずと好んで入りというのは、
やはり人は自分自身の『立ち直り』『前に進む』『頑張る』という事を
望んで生きているからなのでしょうね。

幸せを感じる能力の意味

そして、
この幸せを感じるという事は、
私たちに『明日への希望』
敷いては『繁栄』をもたらすものなのです。
つまりは『生きがい』となって、
日々、生きていく上での大切な事の一つなのです。
でも何故か、
この頃はこの事がとても軽く見られています。
単なる、『突合せ』という位置づけになってしまっています。
つまりは生きていく上で『必須アイテム』とは思われておりません。
必須アイテムはほかにあり、
そのことが満たされて初めてオプションとして付け加えられた感情となっています。

その点が最も大きな問題であるのです。

感情無しでは生きられない

もし、美しいものを見ても何も思わず、
全く感動すらしなかったり、
笑ったり又楽しんだり
遊んだり等をしないでいても
生きていけるかもと思われますが、
実は人は生きていけないのです。

昔、とても悲しい実験がありました。
生まれて間もない孤児たちに、
ミルクを与え、オシメを変えて、
ちゃんと育てる・・・しかし、
『絶対に目を合わせない』『コンタクトを取らない』『反応しない』等を
徹底して育てたそうです。
すると、赤ちゃん達は
1歳になるまでに全員が亡くなってしまったとの事でした。
本来、この実験は
「何も言葉を教えないとどんな言葉を話すのか?」というものでしたが、
思ってもいない結果に終わってしまいました。
この事からも、人は感情無しでは生きていけないという事がわかります。

本来の姿・希望

仕事にしても、単に生産性ばかり求めて、
作り出す喜びを忘れてしまった・・・
学校は成績という決まったものをクリアできた人が
一番になるという社会になってしまい、
本当の学び・探求心は何処かへ行ってしまったようになってしまった・・・

これではどんどん活力がなくなってしまう世の中になってしまうと思います。

ではどうしたら良いのでしょうか??

社会を変える・学校を変えるなんて、
大それたことは簡単には出来ないし、
私事気が騒いでも(笑)雑音にしかなりません。
ですので、せめて
自分と自分の周りの方が、少しでも幸せを感じる時があればと思います。

習慣を作る

ふと道端に、
コンクリートの切れ目より、きれいな小さな花が咲いていたら、
こんなところで、
必死になって咲いている小さな花を見て、その生命力に感動しましよう。


例えば・・・1年に1度しか咲かない桜。
春、満開の桜が風でハラハラと舞う綺麗な桜吹雪。
夜には、
真っ暗な空の下、街頭に美しく照らされる桜の花びら・・・等、
1年のうちたった2週間、
その中で最も美しく、又潔く散る桜の美しい姿に感動し、
来年又美しい花を咲かしてくれることに期待しましょう。

このような事を
一日に一つ『小さな幸せ』として見つけましょう
そして
感動して、幸せな気持ちになりましょう。
自分の心にも余裕を持ちましょう。
すると、
辛い事があっても、
「頑張って生きて行こう!!」と思えると思います。
さぁ、明日も、そしてこれからも、
頑張って行きましょう!!