ずばり!!(笑)

未婚率のお話をしましょう。

今現在、日本の未婚率ってどのくらいがご存じですか?

そして数値は今後どうなるのでしょうか??

目次

今日本の未婚率は・・・。

未婚率(生涯未婚率)とは、
日本政府が人口の統計に用るものです。
50歳になった時点で一度も結婚をした事がない人の割合の事です。
つまりは、『50歳の時はどうか』という話で、
その後一生未婚という人のデータではありません。
そして、この値が
国が今後の人口を推計する時に用いる重要なデータとなっています。

その生涯未婚率は
男性23.4%、女性14.1%
となっています。
とても高い数字ですね。
参考:国立社会保障・人口問題研究所|人口統計資料集2019年版)

そこで思うのは、
何故男性と女性の間で9%のも差が生まれるのでしょうか?

男女の差 

そこで年齢別に調べてみました。
やはり20代から、男性の方の方が生涯未婚率は高いです。
20代後半からすでに男女の生涯未婚率に10%以上の差が生じていることがわかります。
これはやはり女性は早くから婚活等をして、
結婚する事を考えて行動しているからだと思います。
理由の一つには、
出産年齢もある為ではないかと思います。

しかし男性は自分が実際に出産するわけではないので、
ゆっくりと独身を謳歌してから、
仕事にもある程度自信もつき、家庭を養っていけると思えた時、
ちゃんと貯金も出来た時等から
結婚を考えるのではないかという
理由が考えられます。

地域の差

都道府県別にみてみましょう。

こうしてみると、地域差には理由がありそうです。
例えば、
男女ともに生涯未婚率トップ10にランクインしたのは
東京と沖縄のみでした。
男性では東北の県が多くランクインしています。
しかし、女性では
大阪、福岡、京都など比較的大きな都市と、
九州の県が多くランクインしています。

これはやはり都市部だと
男女ともに仕事に邁進する方が多いのではないでしょうか?
又、核家族が多いので、
もし子供が生まれたら、
保育園も少なく、なかなか入れなかったりしますので、
子供を見てくれる人が近くにいないというのも
理由なのではないでしょうか?
又、
沖縄県は、
離婚率も全国第1位との事です。
そういう地域性も影響していると思います。


又逆に、
生涯未婚率が低い地域は、
福井県や滋賀県です。
この県では三世代同居が多く、
祖父や祖母に子供の面倒を見てもらえるため、
結婚後も女性が仕事を続けやすいといった傾向があるようです。
又所得も高く生活が安定しているそうです。
さらに、
福井県は女性の有業率が全国トップだそうで、
岐阜県でも、結婚しても働く女性が多いとの事です。


こうした傾向から、
女性は結婚や子育てのハードルの高さによって、
生涯未婚率が変わると考えてよさそうです。

まとめ

生涯未婚率の違いは色々な理由があるようですね。

確かに都心部で子供を育てながらの共働は、
保育園等の問題もありますし、大変です。
男性も育休を取りやすいようにしたり、
世の中も少しずつですが、
変わってきていると思います。
今の菅内閣はその問題を何とかしてくれると
言ってはくれていますが・・。

でも、ご自身の年齢は待ってはくれません!!

男性は悠長に構えていないで、
もちろん女性も早めに、
婚活する事をおススメします。

コロナ等、世の中が見えない初めてのウイルスと
闘わなくてはならない今
1人でいるより、二人で助け合って生きていく、
お互いをささえ合う事の大切さを感じてください。

夫婦になる幸せな生活を、限りある人生、
一日でも多く、味わってくださいね。