色々なカップルがいます。

本当に、似た者夫婦とはよく言ったものだと

思うときもあります。

又、

似ている・・・というより、

本当に二人の凸凹さがぴったり合う・・・

(あ、悪い意味ではなくいい意味です・・笑)

そんな二人もいます。

 

ドイツに住んでいる友人から教わったことわざで

どんな鍋にも蓋がある」というのがあるそうです。

人はそれぞれで、色々な人がいるけれど、

自分にとって合う人は必ずいるんだという意味です。

そう、『鍋と蓋』がぴったりと合った二人が理想だと思います。 

 

人は完璧ではないんです。

だから、お互いがお互いの足りないものがあるなら、

それを補う。

また、

得意な所を持っているなら、それを大いに使って助けてあげる・・・

そんな二人が理想だと思います。

 

 

思い出すのは、以前に、

ずーとずーとあこがれていた人がいた、女友達がいました。

彼女があこがれていた彼は、

歌を歌う仕事をしていました。

でも、そのころの彼はあまり売れず・・。

なので彼女は、彼を支えるように、バイト代でCDを買ったり、

ライブへ行ったり・・・と、応援していました。

そう、歌手とファンの関係でした。

ところが

だんだん彼にも仕事が来るようになり、

CMソングを歌ったり、『N〇〇のみんなのうた』の歌を担当したり・・・と、

歌で生活も出来る様になりました。

有名バンドと組んでCDを出すころになると、

彼女と彼の交際が始まりました。

「本当に良かったね」と私。

でも、間もなくして、彼女は彼と別れてしまったのです。

 

びっくりする私に、彼女は、

「本当に好きで、あこがれてるんだけれど。

今でもそう・・本当に好きなんだけれど。

好きだから余計に、

二人っきりでいると、緊張しすぎて、息が出来ない。

私が私でいられなくなってしまうの」と。

 

 

その後、彼女は、優しい陽だまりのような人と結婚しました。

彼といると、ほっとするの。自分でいられるの」と。

 

私は結婚って本当はこういうものだと思います。

自分に合った蓋を見つける・・・

それが本当の幸せに繋がると思います。