こじらせ女性の婚活

「私・・こじらせ女子なので・・・」
二言目には必ずって言っていいくらい、つぶやく女性がいました。
30代前半、未婚・子供なし
んん・・?何があった??と思いましたが、
色々な話をしてみます。
専門学校を卒業して、
でも、そこで培ったことは結局は生かしていなく、
現在はアルバイト。
たまに地方の実家に帰ると親から「結婚しろ」と言われるので、
入会します・・・との事。
「で、結婚する意志はありますか?」・・・と私
「・・・はい。結婚出来たら嬉しいんだけれど、私・・・
何をやっても、上手く行かないのです。
学生の時も、思う学校には入学できず、
友達も少ないし、
なので、家にいる事が好きなんです・・・一人で。」
ん?
「家でどんなことしているの?」
「漫画が好きで、読むのもすごく好きなんだけれど、
描いたり・・・・」
「えっ??ほんと??見せて見せて」と食いつく(笑)私
「えっ?あ・・はい」
プロ並みの漫画の原稿の写真をスマホから見せてもらいました。
「いや~~。凄いっ!!凄いじゃん。プロだよ。コレ。プロの漫画家だね」
「よく、コミケに出品しているんです」
「え~~~!!凄いね。あそこで出品なら、正真正銘プロじゃん!!!」
どんどん彼女の顔が明るくなって、
今までのしどろもどろのしゃべりとは全く違い、
明るい饒舌な話し方になっていました。
そう・・
一つ、得意なことがあればいいんです。
何も、直接婚活に必要な事でなくても。
先ず、本当の彼女を取り戻し出さないと・・
婚活だって上手くは行きません。
「それで、どんなストーリー??」とさらに食いつく(笑)私。
どんどん笑顔になっていく彼女。
彼女の本当の姿を知り、
そこからいかにこの魅力をアピールできるかが大切です。
最後に・・・
「私、婚活頑張ります!!」
・・・もう、こじらせ女子はいません。